植物療法を取り入れた健康講座 柚子と梅     〜にじいろハーブの家〜



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 ハーブ

 



2020年〜


















チンキ

【チンキとは】
ハーブをアルコールに浸けて成分を抽出したものです。
ハーブティーなどは、水やお湯に浸すので水溶性の有効成分を抽出します。
チンキの場合はアルコールに浸すので、水溶性と脂溶性の両方の有効成分を抽出することができます。
これがチンキの特徴です。
また、アルコールを使うので、長期保存ができ、体内への吸収を早めたりすることができます。
ウォッカ(またはホワイトリカー)などのアルコール飲料で作るので、内用として利用できます。
ハーブティーやお湯などに、数滴入れてお飲みください。

外用として、化粧水や湯船に入れて使うこともできます。


レッスン@

 《リンデンのチンキの作り方》

材料  ・リンデンのドライハーブ   10g
    ・ウォッカ(またはホワイトリカー)  100ml

準備するもの  ・漬け込み用のフタ付きガラス容器(200mlサイズ)
        ・計量カップまたはビーカー(200mlサイズ)
        ・茶こし、ガーゼまたはキッチンペーパー(※コーヒーフィルターが使いやすい)
        ・スポイト付き遮光ガラス保存容器
        ・日付ラベル 2枚

作り方
  1. 保存瓶にリンデンのドライハーブを入れます。

  2. ウォッカ(またはホワイトリカー)を注ぎます。
     ハーブが完全にウォッカ(またはホワイトリカー)に浸るようにします。
     空気に触れないようにすることで、成分がしっかり抽出でき、酸化防止や雑菌の繁殖の防止になります。

  3. 密閉して、冷暗所に2週間おきます。
     使用したハーブ、作った日付をラベルシールに書いて貼っておきます。
     成分がより抽出されやすいように、1日1回、瓶を振りましょう。

  4. 計量カップ(またはビーカー)の上にコーヒーフィルターをのせて、濾します。

  5. ハーブをよく絞ります。
     ガラス棒などを使いますが、手で絞ってもいいです。その場合は、手をよく洗ってから行ってください。
     また、アルコールに肌が弱い方は気をつけてください。

  6. 遮光保存瓶に絞ったチンキを入れ、作成日をラベルに書いて貼っておきましょう。 完成!

保存期間 アルコールを使用しているので、約1年です。

注意点  アルコールなので、お子さんへの使用は避けてください。。
     アルコールを避けたい場合は、熱湯で薄めるなどをしてアルコールを揮発させてから使いましょう。








リンデンの化粧水 と 4つのハーブの化粧水(ローズヒップ、マルベリー、ラズベリーリーフ、ジャーマンカモミール)



レッスンA

 《リンデンの化粧水の作り方》

材料  ・リンデンのチンキ   5ml
    ・精製水       95ml

準備するもの  ・漬け込み用のフタ付きガラス容器(200mlサイズ)
        ・計量カップまたはビーカー(30、100mlサイズ)
        ・遮光ガラス保存容器
        ・日付ラベル 

作り方
  1.リンデンのチンキ5mlを計って、計量カップに入れます。

  2.精製水95mlを1.の計量カップに入れます。

  3.2.を保存容器に入れ、フタをしたらよく混ぜます。

  4.日付ラベルを貼ります。

保存期間 冷暗所で約3ヶ月以内に使います。(冷蔵庫でも)



〈タイムのチンキ〉

 せきや喉の痛みに、コップの水にに5〜10滴程度垂らして、うがい薬として使います。




〈セージのマウスウォッシュ〉

 のどの痛みや口内炎、歯肉炎に。口臭予防にも。


   ハーブティーよりも濃い目に成分を出して使います。
    ・セージ  4g
    ・熱湯   200ml

保存期間  冷蔵庫で3日程度





《ハーブの保存方法》

@密閉できる容器で保存しましょう。
  ガラス瓶、ジッパー付きの保存袋などの密閉容器に入れて保存します。

A冷暗所で保存しましょう。
  高温多湿・直射日光を避けて、冷暗所で保存します。
  夏は冷蔵庫での保存が安心です。

B乾燥剤を入れて保存しましょう。

C賞味期限を密閉容器に記入しておきましょう。
  開封後1年が保存期間になります。



《ハーブの安心安全な購入方法》

@「食品」として販売しているもの
A原産国が明記されているもの
B学名が明記されているもの
C使用部位が明記されているもの
D植物本来の色や香りがあるもの
E賞味期限が明記されているもの

 ハーブ専門店で購入すると、上記が満たされているので安心して使用できます。
 信頼できる生産者さんから安心安全なものを購入して使用するのもいいでしょう。
 また、大量に購入せずに短期間で使い切り、こまめに購入するようにしましょう。
 ハーブは、味・香り・色が重要です。
 ハーブは酸化しやすいので、味・香り・色が変化する前に、使い切ることが大切です。



《使用時の注意点》

@ハーブによって使用部位が違います。
 正しい使用部位だけを用いましょう。
Aハーブティーは作り置きをせず、その日のうちに飲みきりましょう。
B小さいお子さんやお年寄りは、様子を見ながら利用します。
 成人の1/3程度の濃さで利用しましょう。
C妊娠・授乳中、既往症がある、また服薬中の方は、使用を控えるか医師に相談してから利用してください。


《ハーブティーの淹れ方》

  

〈メディカルハーブでの飲み方〉
1.ティーポットに2〜3gのドライハーブを入れ、熱湯200mlを注ぎます。
2.蓋をして3〜5分蒸らします。
  実や根などの硬いものは、時間をかけると成分が出やすくなります。(5分以上)
3.ティーカップに注ぎ、湯気がなくなる頃が飲み頃です。
  冷めないうちに飲みきりましょう。
4.食後に3回、その他午前、午後、寝る前など、一日3〜5回ほど飲みます。

体調がよくなれば、ハーブの量も回数も減らしていいでしょう。
ティースプーン1杯が、ティーカップ1杯分を目安にしても大丈夫です。
自分に合った飲み方を選んで、苦痛にならないよう自分のペースで飲み続けていくのがベストです。



【アトピーさんの自然の薬箱】   花粉症にも役立ちます\(^o^)/

抗アレルギー作用、体質改善、胃腸の働きを改善、からだを温める、緩下作用、解毒作用、抗酸化作用、利尿作用の高いものを利用しましょう。
 (子どもさんへの使用は、エルダーフラワー、ネトル、ジャーマンカモミール、ルイボスのみ、体の大きさによって様子をみながら薄めて飲んでください。1/3〜1/10くらいまで)


  エルダーフラワー
  
抗アレルギー作用があり、利尿・発汗作用もあるため、アレルギーなどのかゆみが出た時に飲むと落ち着きます。
利尿・発汗作用により老廃物を排泄してくれます。
抗カタル作用により、アレルギー性の鼻炎や鼻詰まり、鼻水、涙目などの症状にもおすすめです。
甘い香りと優しい味で、飲みやすいハーブティーです。


    ネトル
 
体質改善に用いられるハーブです。
血液を作る造血作用と血液をきれいにする浄血作用があります。
フラボノイドを含むのでアレルギー作用の緩和や利尿作用により体内の老廃物を排出してくれます。
デトックス作用によりアトピーや花粉症に役立ちます。
体質改善には、続けて飲むことが大切です。
草っぽい味ですが、青汁というより濃い目の緑茶のように飲めます。


  たんぽぽコーヒー
                                                                                   西洋タンポポの根を煎ったたんぽぽコーヒーは、ノンカフェインで飲みやすくなっています。
強肝・利胆作用があり、肝機能の低下による解毒作用を助けてくれます。
また、苦味が消化を助け、緩下作用もあるため、便秘にも有効です。
体内の老廃物の排出を促進するため、肌あれやアレルギーに役立ちます。
西洋タンポポの根を煎らずに使用する場合は、ダンディライオンのハーブを利用しましょう。
※胆道閉鎖、胆のう炎、腸閉塞がある方は使用を避けてください。
  ※キク科アレルギーのある方は、注意が必要です。


 カモミールジャーマン
 
穏やかな鎮静作用と炎症を鎮める消炎作用があるので、気管支炎や胃炎、目のかゆみによいハーブです。
フラボノイドのアピゲニンには身体を温める作用があるので、胃腸を整えながら身体をゆるめていく効果があります。
カモミールジャーマンの抗アレルギー作用は、精油に含まれるカマズレンに多く含まれています。
ハーブティーでの抗アレルギー作用はフラボノイドによるものなので、作用はカマズレンほど高くはありません。
優れたリラックス作用を上手に取り入れ、よい睡眠を得ましょう。
目のかゆみには、熱湯でハーブから成分を抽出し、タオルを浸して絞ったアイパックがおすすめです。
ハーブティーを湯船に入れて全身浴を楽しむのも、かゆみ対策になります。
お茶パックにハーブを入れて使う簡単な方法もおすすめです。
  ※キク科アレルギーのある人は、注意が必要です。


   アイブライト

粘膜の炎症を鎮める消炎作用や殺菌作用があるので、まぶたの腫れ、結膜炎の症状が緩和します。
アレルギー性結膜炎や花粉症による目のかゆみや涙目の緩和にも効果があります。
また、花粉症の鼻や喉の粘膜の症状を落ち着かせる作用もあります。


   ルイボス

さまざまな不調の原因となる活性酸素を除去する働きが高い(抗酸化作用が高い)といわれるハーブです。
アレルギーを抑える作用があり、アトピー性皮膚炎や花粉症に良いといわれています。
体内の循環不良を緩和し、冷え性や便秘にも効果があるので、デトックス効果が高いハーブです。


※選んだ6種類のハーブをお好みでブレンドして飲むのもおすすめです。
※特に気になる症状があるときは、シングルでの飲用をおすすめします。
※プラスαで、ローズヒップを取り入れて2〜3種類のブレンドも効果があります。
※身体を温めるハーブとして、ジンジャーやシナモンをプラスするのもおすすめです。
※消化を助けガスの排出を促すペパーミントやフェンネル、鼻炎にはペパーミント、タイムが花粉症対策に効果があります。
※便秘の解消、解毒にはごぼう茶も作用の高いハーブです。
※ハイビスカス+ローズヒップのブレンドも、体の中をすっきりさせてくれます。
  注意事項:ジンジャー 胆石のある方は医師に相談してください。
             妊娠中の使用は控えてください。
       シナモン  妊娠中は使用を控えてください。
       ペパーミント 胆石のある方は使用を控えてください。
       タイム   妊娠中、授乳中は使用を控えてください。
       バードック 妊娠中、子供への使用は避けてください。
             キク科アレルギーのある方は、注意が必要です。




[ 自然の入浴剤 ]


柚子

冬至に湯船に入れる柚子を、普段の入浴にも利用します。
柚子の果皮に含まれるリモネンは、血行促進作用があり身体を温める効果があります。
種子の周りには、保湿効果の高い粘液質がたっぷり含まれています。
ただし、湯船で果皮や果肉をつぶすと湯船が汚れるのでネットを使うなど対策が必要です。
また、リモネンには刺激があるので、皮膚に傷があるときはひりひりと痛むので使用を控えた方がよいでしょう。
軽い乾燥なら利用したほうが、お風呂上がりに乾燥が緩和されています。



米ぬか

アトピー性皮膚炎の人は皮膚のセラミドが減少しているので、セラミドを補ってあげることで症状が緩和します。
皮膚の角質は、外界からの異物の侵入を防ぎ、体内からの水分蒸散を防ぐバリアとして存在しています。、
そのバリアの本質はセラミドが担っているといいます。
セラミドの前駆物質であるグルコシルセラミドを含んでいる作物に、ビートがありますが、その他お米、とうもろこし、こんにゃくに皮膚バリア機能を改善することがわかっています。
米ぬかにも、セラミドが含まれているので、入浴時の天然の入浴剤として利用します。
お茶パックに入れた米ぬかをお湯を含ませながら、皮膚にも直接米ぬかをあてると、濃度の濃い入浴剤として保湿力が上がります。
白くなった湯船で温泉のような気分で浸かると、お風呂上がりの皮膚は乾燥が緩和されています。



ユズのチンキ

湯船に入れて使いましょう。
20mlくらいまで。
チンキはアルコールを使用しているため、他のハーブのチンキも取り入れながら利用を続けていると、肌の乾燥が治まりしっとりしてきます。
ただし、アルコールが刺激になる場合は使用を控えましょう。



2021年3月

参考書籍 ハーブと精油の基本事典 林真一郎著  池田書店
     ハーブティー事典  佐々木薫著   池田書店
     エンハーブ式ハーブティーPerfect Book  河出書房新社
     日本メディカルハーブ協会 刊行物


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